エチカの鏡 インド式教育法
エチカの鏡、今回もまた勉強させられました。
マイクロソフト社の3人に1人はインド人であり、シリコンバレーで活躍する技術者の約30パーセントがインド人だということは有名ですが、なぜインドから優秀な人材が多数輩出されていくのでしょうか。
インド式教育法がその理由だと言われます。
日本でインド式教育法を教える、グローバル・インディアン・インターナショナルスクール(GIIS)では、義務教育の認定が受けられないにも関わらず、多くの日本人が入学を希望しているといいます。なぜ、インド式教育法はこれほどまでに人気があるのでしょうか。
インド式計算ドリル
インド式教育法の特徴は、算数教育に力を入れていることです。
子供が小さなうちから数字に親しみ、数字に強くなることで、計算脳をつくりだすことを重視します。インドでは5才から2桁のかけ算九九を習い始め、8才では3桁のかけ算を、9才では4桁のかけ算を解くことができるようになるといいます。計算脳がつくられることで、IT教育の理解度も高まります。
茂木健一郎は、子供の脳は高いハードルを与えれば与えるほど、それに届くよう成長していくと説きます。9才で4桁のかけ算なんて本当にできるのか、などと思う必要などありません。
インド人教師が使っている本物のインド式数学の本
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